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朝方は雪が降ったが、開演前は良いお天気に。
今回の企画は担当者が以前からバスツアーのお客さんに観てもらいたいと思っていたもの。しかし、定期公演は年1回、会場もその時々変わる。ようやく日程や会場も調整。また、本格的な播州歌舞伎、興味のある人に多く参加してほしいと、芸術系の施設などにもチラシを設置してもらうよう力を入れた。
その甲斐あって、通常のツアー客に加え、バス発着場所から随分離れた各所からの参加も多数。
道の駅北はりまエコミュージアムで買い物後、旧来住家住宅の見学。専属の案内スタッフが、建物のすばらしさ、珍しい材の使用や技巧などを説明。ちょうどひな壇が飾られていた。
昼食は旧来住家の離れで、梅吉亭の弁当。手作りのやさしい味わいに、デザートやコーヒーまで付き、大満足の昼食。
北はりま旬菜館でのお買い物は、すでに道の駅で済ませた方もいらして見て回る程度の人も。ベルディーホールでは演目が始まるまで少し待ち時間。ホールには実際に使われた衣装だろうか?とても煌びやかな衣装の展示も。
いよいよ播州歌舞伎クラブ公演観劇、演目は『玉藻前旭の袂 三の切り 道春館の段』。(大まかのストーリーはこちらを)幕が下りる頃には、盛んにおひねりが飛び交っていた。
「子どもたちが伝統芸能を守ろうと頑張っている姿はすごい、よかったです!」「村芝居かと思ってきたが、それとは全く違い驚いたが、これも良かった」「初めて播州歌舞伎を観ましたが、精いっぱい演じておられる様子が伝わってきました」
少し遅い帰路は、目に焼き付いた播州歌舞伎の姿とふるさと工房夢蔵の播州巻き寿司1本のお土産でした。
28名参加 チラシ