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日本列島に大寒波襲来。ここ北はりまも雪が積もった。三宮発のバスは珍しい雪景色を楽しみながら、まず佐藤果実工房でいちご狩り。(申し訳ありませんが、写真がありません)
この寒い時期にゆっくり大きくなるイチゴは甘くておいしいはず。予想通り、何度もいちご狩りを体験している人も「とても甘く粒も大きく、びっくり!大満足です。また、個人的に来たいと思います。」と、どの参加者からも大満足との声。
当たり前だけど、北へ進むほど雪が多くなる・・道の駅北はりまエコミュージアムではお買い物と休憩。お土産にイチゴと思われた方も多かったが、この時期は春のようにドンドン収穫できず、バスツアーがあればその人たちのために店売りはお休みになる。
農村婦人の家でちょうど仕込み中の麹を見学。味噌の作り方を聞き、昨年仕込んだ熟成味噌の開き体験。味噌のいい香りを味わいながら、この味噌1kgをそれぞれ容器に入れお土産に。
できあがった麹は湯気が 桶から出したばかりの味噌はいい香り! 手作り感まんさいのお弁当
そして早速お昼のお弁当を頂く。黒っ娘おばんさいの特製弁当と、出来た味噌の味噌汁。お弁当はボリュームもあり、地元食材を使ったいい味。味噌汁も具だくさんで、存在感のあるおいしさに、暖かいのが何より。
続いて多可町の北部、道の駅杉原紙の里・多可で杉原紙の製造工程や川ざらしの見学。積雪のある杉原川でカッパを着て川ざらしをしている職員。見ているだけでも冷たそう。この冷たい水にさらし、打ち付け、灰汁を抜くことで白さを増すという。さらし終わった物は軒下で干されていた。
コウゾの枝を↓蒸して 心材↓と 皮↓に分ける
その皮の外側の茶色い部分を一つずつこそいだのが今日川ざらしをしているもの。ここまでででも充分手間と時間がかかっているが、
その繊維をほぐし、のりを加え1枚1枚すけたで漉く。そして乾燥。白くて丈夫な杉原紙の完成。隣の杉原和紙販売所でんでんで、杉原紙を使った小物も販売されていた。見ているのも寒かったが、杉原紙を作る工程がこんなに大変だとは・・と皆さん感心しきり。
バスに戻り暖かくホッとしていると、車中で千ヶ峰TAiYAki宮崎の焼きたてたい焼きが配られた。しあわせに包まれ帰路に付いた。
チラシ 参加者38名 コウゾの川ざらし動画