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180826 【レポート】バスツアー「ひと足早いサツマイモ掘り」

心配された台風20号、幸いほとんど被害もなく、田畑にうるおいをもたらしてくれた。2日後は再び残暑厳しい日になったが、汗を拭きながらも芋掘りや棚田散策を楽しんだ。

明石発のバスは道の駅で休憩・お買い物後、一路多可町最北にある山寄上(やまよりかみ)のサツマイモ掘り会場へ。山寄上は地域活性化の取組として、毎年8月下旬にひと足早いサツマイモ掘りをしている。
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広いサツマイモ畑はすでにマルチやサツマイモのツルも取り除かれ、掘るだけになっている。木陰もなく、汗が噴き出し、慣れない三本鍬を使い傷つけないよう掘るには一苦労。大きなサツマイモがでてくると、子どものように歓声を上げ、なんとかお土産用のサツマイモ掘りを終了。

昼食会場の公民館へ移動。クーラーもあり、彩りよく盛りつけられた昼食弁当を頂く。
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百日どりのから揚げ、鶏めし、地鶏卵のだし巻き、煮しめなど地元の食材をふんだんに使い、みつばグループの手づくり弁当。どれも丁寧に味付けされ、おいしかった。

食後はお隣にある茅葺きの「春蘭の家」(s62年建設)。ここで杉原谷小学校の6年生は紙すきの工程を体験し、卒業証書を自分たちの手ですいている。それらの作業工程や、紙すきに使う道具など案内人から説明を受けた。また、今では町内の小学6年は全員自らの手で杉原紙の卒業証書をすいているとか。
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DSC01312.jpg  DSC01317.jpg←コウゾの木

続いて、すぐお隣の集落なので、歩いて梅花藻の見学へ。猛暑の影響で、本来なら水路いっぱいに広がりたくさん咲いているはずの梅花藻はほんの少しだけ。二日前の台風でようやく田畑へ水を送れるので、水路も水がたくさん流れていたが、数日前までは水も少なく水温が高く育たなかった様子。
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最後は田舎の原風景、岩座神棚田へ。このたくさんの石垣はご先祖の遺産。今となっては積む技術も材料も貴重だし、途中に組み入れられたニンジュウは石垣を管理することまで考えた工夫。稲は猛暑の影響が少なく、成長は順調。少し色づき始めた棚田は一番美しいシーズン。
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帰路の車中で千ヶ峰TAiYAKi宮崎のたい焼きをいただき、暑いながらも青空の下、大人の社会科見学のようなツアーは楽しく、無事終了!

参加者16名 チラシ


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