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多可町定住コンシェルジュの小椋聡さんを講師に招き、移住者を受け入れる住民を対象に企画。急な実施と平日の開催で参加者は少なめだったが、とても興味深いセミナーだった。
小椋さん自身は小さい頃から転居が多く、4年半前に多可町へ。自分の気に入った所がふるさとになるという感覚。移住希望者も具体的な地域を特定して探し始めるのではなく、色々見て気に入った地域に移住する場合が多い。
不動産屋より地域の自治体で発信されている空き屋バンクは信頼性が高く、情報として参考になる。
住みたい家の集落情報は引っ越しまでに入手したい。例えば協議費、出役の回数、消防団の役割など、出費に関する情報。また、移住前後に地元で相談できる人を見つけておくと何かと安心。役場も色々相談にのってくれる。
移住者は田舎でもできる仕事をしている人が多いが、将来的には地元で起業できる仕掛けも必要。
春の花見はブルーシートを引かなくても桜を見る所はいっぱいあるし、蛍の季節には夫婦で毎晩夜の散歩を楽しんでいる。皆さんは何もないとおっしゃるが、こんな豊かさがあることを再認識してほしい。
13名参加 チラシ