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ツアー当日は晴れてほしいと願っていたが前日からの雨が降りやまずポツポツと空は雨模様。天気を伺いながら少し行程の変更があった。
でんくう総合案内所に到着し北はりまの特産品などの買い物を済ませたのち、多可町西脇の園田さんの田んぼへ移動。自然に囲まれた多可町。稲刈りを終えた田んぼや、まだ穂が実った田んぼがありまさに田園空間。
旧みなみ保育園に到着したバスから降り、稲刈り体験。参加者は「鎌で一株ずつ刈り取るのは思った以上に大変。でも、初めての体験で楽しかった。」との声も。その後、バスに乗り平成の名水100選にも選ばれた松か井の水の採水口を見学。この水は地元だけにとどまらず、都市部からも喫茶店や居酒屋のオーナーが訪れ、コーヒーやお酒の水割りにも利用するようだ。
昼食は、多可町立交流会館でかみ特産品クラブ(みつばグループ)の特製弁当。お弁当の中には播州百日どりを使った唐揚げ、焼き鳥や炊き込みご飯、コラーゲンスープやさつま芋のツルをたいたものなど地元の特産品や野菜がふんだんに使われていた。「美味しくて、彩りも鮮やかで見ても可愛いお弁当ね。」と参加者も大満足。
昼食後は、多可町コンシェルジュ小椋さんの定住移住のお話を伺った。実際に移住してこられた方の話を聞いて少しでも田舎暮らしに興味をもって頂けたのではないでしょうか。
その後、雨が降っているのでカッパを着込み多可町交流会館の裏手にある園田さんの畑へ。ぬかるんだ畑に入り足元に注意しながら一生懸命にサツマイモを掘った。大きなサツマイモがまさに芋づる式に顔を出した。
次に、サツマイモの畑から移動して黒豆の枝豆の収穫体験。たわわに実った枝豆を枝から摘んでいく。1人当たり2株なのだが、袋いっぱいになった。「帰ったら早速茹でて、ビールのおつまみ♪」という参加者多数。園田さんのご厚意で、希望者には畑にある茄子も収穫させていただいた。
その後足立醸造に立ち寄り、バスででんくうへ。
でんくうで買った特産品と今回の沢山のお土産(サツマイモ2kg・新米コシヒカリ2kg・枝豆)を持って帰路についた。雨の日に家の中にいたら体験できない思い出にも残る一日が過ごせた。
参加者21名 募集チラシ