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兵庫県のちょうど真ん中あたり、北播磨の山奥に存在する岩座神は、 日本棚田百選にも選ばれた美しい石積みの棚田に恵まれた小さな集落です。 戸数わずか20にも満たない村で、高齢化も進み、一口で言えば、いわゆる限界集落(存続が危ぶまれる集落)です。 けれども、私たち岩座神の住民は、先人が守り伝えてくれた棚田を貴重な遺産であると認識し、 この自然と調和した生活環境を誇りに思っています。そして、これを大切に守って次の世代に引き渡すことが 私たちの責務であると考えて、行政・大学・ボランティア・都市部住民組織・NPO・企業などからの支援や協力を 積極的に受け入れながら、自分たちの知恵と労力を一所懸命に振り絞って、自律的な村作りの活動を展開してきました。 その取り組みはたった今も継続して進行中です。例えば、1997年に始めた棚田オーナー制度は、今年(2016年)の春、 20年目の田植えを迎えます。 (HP岩座神ネットより) |
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清らかな水とすんだ空気で育ち、鹿や猪の被害から守られ美味しい棚田米になりました。道の駅北はりまエコミュージアムで販売中。 | |
棚田の一部ではそばを栽培。昔はそば殻枕は普通に使っていましたが、今ではなかなか手に入らない貴重な枕。 軽くて、頭にしっくり馴染み、暑い日にも心地よい睡眠にかかせません。 そば殻枕、そば、そばクッキーなども道の駅北はりまエコミュージアムで販売中。 |
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もちろん収穫したそばは美味しいそばに加工されました。 |
そば粉入りクッキーも素朴な味で人気です。 |
ショーケース展示の前には岩座神を紹介する冊子「岩座神だより」があり、ご自由にお持ち帰りいただけます。これを手に、ぜひ岩座神にお越し下さい。
美しい棚田が迎えてくれます。