文字サイズ
好きな色の播州織の端切れ、土台になるPPロープ、作り方の説明書を受け取り席に着き、まずは全体説明を受ける。
まずぞうり編み台にロープを引っ掛けてぞうりを編む準備をする。編み初めの部分が最初の難関、スタッフが何度も手本を見せ「こうですか」と皆さん確認しながら作り始める。
外から体験教室内を覗く人もあり、中には室内に入り見学される人も。
ぞうりを編み始めると真剣に黙々と手を動かし、端切れの締め方によって大きさが変わるため慎重に。周りの進み具合も気になりつつ、端切れが途切れるたびに次の端切れを繋ぎながらぞうりの形にしていく。
途中まで来ると鼻緒になる部分を作る工程。
スタッフの指導を受けながら、2本の端切れを縄をなうようにねじり合わせ草履本体の両脇に止める。
続きからかかとの部分まで編んでいき、かかとで残ったロープを引っ張りぞうりを締め、鼻緒通しを使って前鼻緒を付けて完成。
スタッフからの「上手に出来ていますよ」の声にも、もう片足を編むために気合を入れる。
2足目は皆さん慣れた手つきで作業を進めながらも、スタッフに声を掛け出来上がった片足と見比べながら悪戦苦闘して両足完成。
「ぞうり作りがしたくてたまらなかった」と、上手に出来たことに感激の声が多く寄せられた。皆さん満足して布ぞうり作りを終えられた。