文字サイズ
1/19(火)研修バスツアーが開催された。風は強いが空は晴れて絶好のツアー日和となった。8時にでんくうを出発したバスは、和歌山県へ向かう。バスの車中では、ビンゴゲームや○×クイズを楽しんだ。
12時前には、南紀白浜「とれとれ亭」に到着。とれとれ亭では青い空と青い海が望める席で海鮮バイキング。ゆっくりと景色を見ながら食事をする方や、時間制のバイキングと聞いて「どれだけ食べられるかな~」と花より団子な方も。
食後は、「道の駅みなべうめ振興館」の予定であったが、あいにく定休日だったということでとれとれ亭のすぐ近くの「とれとれ市場」に予定変更。ここは、和歌山県白浜町堅田漁業協同組合が運営する西日本最大級の海鮮マーケット。地元の海鮮や特産物が大集合。駐車場も何台止められるのってくらいに広い。
売り場ではマグロの解体ショーや生きたままでピッチピチの伊勢海老など新鮮な魚介類。「マグロ~マグロ~」と市場さながらの活気に溢れていた。ここでは、接客方法や商品ポップの表示の仕方など実際に自分達が客になって体験できた。お土産も沢山調達(^^♪
そして、お土産をバスのトランクに詰め込んだ一行が次に向かったのは、千三百年の歴史がある「道成寺」(新西国三十三個所観音霊場五番)。境内をひと回りし、宝仏殿では千手観音像(国宝)、日光菩薩像・月光菩薩像(国宝)を拝観。その後、日本中で道成寺だけという絵巻を使う「絵とき説法」を聴いた。
これは、安珍清姫の物語として能や歌舞伎の舞台にも取り上げられていて平安時代から知られている話である。安珍というイケメンの僧に惚れた清姫という女が、再開の約束を破った安珍を追いかけて最終的に殺してしまうというような、今で言う所のストーカー殺人のような話。住職が綾小路きみまろの様な漫談調で説法されるので場内は笑い声も出るくらい和やかムード。
最後の観光場所は、「中野酒造」。中野酒造では日本酒や梅酒の製造工程を見学。「大吟醸の原料には兵庫県産の山田錦を使用しています。」との説明にうちの地元との共通点があり何だか誇らしげに感じた。ここでも、皆さんお気に入りのお酒をお土産に。
帰りの車中では雪が降ってきて心配したが、和歌山県を出て大阪府に入った頃には止んで一安心。沢山のお土産と満足を積んだバスは20時にでんくうに到着した。