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7/12(日)講師には多可町加美区鳥羽の杉原紙販売所『紙匠庵でんでん』のスタッフ3名を迎え、でんくう体験教室にて『杉原紙でランプシェード作り』が開催されました。
杉原紙の歴史と伝統についてスタッフから説明のあとランプシェード作りの開始です。
まず、杉原紙をランプシェードの枠の一面ずつの大きさに切って張り付けていく作業です。ちなみにこの枠は、杉原紙の原料の楮(こうぞ)の木で出来ています。
杉原紙を切る場合は折り目を付けてから切る箇所を水で濡らしてちぎっていきます。出来るだけハサミ等を使用しないのは、紙の風合いを損なわないようにする為です。和紙にあまり触れたことのない参加者は、実際にさわってみて和紙の丈夫さに驚かれていました。
三角形のランプシェードは三面に、四角形のランプシェードは四面に杉原紙を張り付ければランプシェードらしくなってきました。
最後の作業は一番個性が出るランプシェードに飾り模様を張り付ける作業です。
スタッフが用意した星形や丸いドット模様の紙や押し花などを張り付けます。
中には、スタッフも関心するようなアイデアで飾り付けをされる参加者も。
出来上がったランプシェードを並べて参加者全員で記念撮影を行いました。
「わぁ~キレイ!!」と声があがり、室内は杉原紙を透したやさしい光に包まれました。
作業は2時間ほどでしたが立派なランプシェードが完成し、参加者からは「スタッフの方々ありがとう。またこんな企画があれば参加したい」という声を多数頂きました。ありがとうございました。
参加者19名 募集チラシ ランプシェード