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国道427号沿いに店と蔵(写真)を構える足立醸造は1889年創業。6月23日に蔵見学に行きました。
2年前に建てられた蔵の入り口で足立社長の出迎えを受け、衛生管理のためシューズカバーを付け内部へ。
木桶で作るこだわりと、家族に食べさせたい安全で美味しい醤油を作りたいという熱い思いから、現在の醤油造りに。
県内産大豆など地産地消にこだわった醤油は学校給食や、一部のコンビニ弁当に使用。石川県産有機認証大豆使用の有機醤油。海外向けには海外からオーガニックの原材料を仕入れ、ドイツなどヨーロッパへ販売などもしている。
製造工程見学は帽子も着用。4Mある新しい杉樽は、この材料調達に一苦労し、吉野杉になった。 200年の木桶は毎日手作業で撹拌。 新しい木桶はそれらが機械でできるが、まだ新しいのでほんの少しずつの漏れがあり、5年程すれば止まるとか。 | |
米を洗うタンク、塩水を作るタンク、小麦を炒る機械を見てから、左の写真は大豆を蒸煮する巨大な圧力釜。 | |
醤油工程で一番大切な麹を作る機械はすべてコンピューター制御。「昔は手で握って湿度○%と勘を頼りの職人技だったが、店を若い者に引き継いで行くためには、このような機械も必要と思った。」 | |
パイプラインで送られてきた原料もろみを絞る機械。これも原理は全く昔と変わっていない。 工場のように見えるけれど、社長の安全安心で、美味しい醤油を提供したいという熱い思いは随所に現れている。 | |
道をはさんだ店舗では、醤油だけでも色々あり、試食もしながら。オーガニック商品や地元の特産品もそろい、ほしいものばかり。皆さんカゴいっぱいのお買い物でした。 ◆問合せ℡0795-35-0031足立醸造 蔵見学は春と秋のフェア時に一般の方に機会があります。 |