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サテライト訪問でASABANプロジェクトへ。
きっかけは4年前、ある人から「この使い勝手のいい布巾を探しているけど、なかなかない。作ってくれないか」と依頼されたことから。
繊維を調べるとリネン。肌触りもいいし、生地として織るだけでなく、栽培から手がけられないかと。
何もわからないまま探し種を求め、栽培。カナダ産の物は油用で、繊維は取れない。再び繊維用のオランダ産の種を手に入れ栽培。ようやく、3年目。
亜麻を収穫し、干して、実を取り、茎から繊維を取る。その茎から繊維を取る工程を機械化できそうなめどがようやくたった。
4月29日(祝)は亜麻の茎から糸紡ぎ体験!それとカラフルな地元の染工場で染められた「のれん玉」「そろばん玉」「柘のぼたん」とのコラボ
。
5月25日(日)の亜麻まつりでは、畑に満開の亜麻を見ながら楽しい企画が催される。
あいにくの曇り空ながら、門脇きみ子さんのオープンガーデンできれいな花々を愛でながら贅沢なお弁当タイム。 前日にオープンしたおむすびキッチン夢蔵で、おにぎりやバーガーを買ってきた。おにぎりは梅、ショウガ・紫蘇は130円、黒豆、たけのこ、鹿そぼろ150円。 鹿肉バーガー、鹿肉ドッグは380円。少し暖めるとより美味しくなるとか。そのままでも鹿肉の味がしっかりしていたのでおいしかった。 | |
そこから1km程東へ行くと、亜麻を栽培する畑に到着。曇りなので少し開ききらないけど、可愛らしい花に皆さん感激しながら、シャッターを押す。 1日花で、天気がよければ午前中に開花し、午後には散ってしまうことも。でも、翌日新しい花が咲く。 保文さんから栽培の苦労を聞き、繊維を取る体験をさせてもらった。 70cm程の乾いた茎を、もみながら外皮を落とすと光沢のある繊維が出てくる。 | |
6月初旬に収穫、それを干し、実を採り種を脱粒。 上は亜麻の実。下がその種。ごま粒ぐらいの大きさで扁平、光沢がある。 | |
続いて、亜麻の繊維から布を織っている所を見学。リネンの糸はとても切れやすいので、織り始めたら切れないか、つきっきりになるそう。 | |
最後のASABAN Shop。店長の修子さんがリネンの生地の特長を説明。 | |
ASABANの名の通り、朝から晩まで暮らしを支える確かな製品を提供。 靴下は使ってみると、履き心地がよく、他の靴下には手が出なくなってしまう。 野菜キーパーバッグは野菜を保存する時に使うと、保存性が抜群。 台所用布巾や浴用タオル、靴の下敷き、日焼け止めアームカバーなどは毎日使いたい品々。 素敵なドレスやシャツ、エプロンは・・お金を貯めて毎日の暮らしにいい物を揃えたい。 ◆問合せ℡0795-37-0031ASABAN(あさばん)shop。 |