まず、小麦粉（中力粉）2：そば粉8：水（粉の約43％）の割合で合わせる水回し。そば粉と小麦粉をふるいにかけ、２～３回に分け水を入れ混ぜ合わせていく。そぼろ状にほぐし段々に力を入れて混ぜ、菊の形になるように練り合わせ空気を抜く。菊練りはそば打ちにとって、最も大切な作業。グループや、夫婦で力を合わせながら作業を進めた。
 

　次は延ばしとそばを切る作業。
　台に打ち粉を振り、先ほどの生地をめん棒で力の入れ方など手加減しながら平たく四角い形延ばしていく。　「うまくできるかな～」と思いながら、そば打ちに夢中に。厚みが均一になるよう延ばせたら折りたたみ、こま板と包丁で切る。細くなったり、太くなったり、いろんな太さのそばができた。切り終えたそばを茹でてもらい、そばの試食。

　「温かいきつねそばを食べよう」「ざるそばの方が味がよくわかる」とそれぞれに選び、「自分で打った手作りのそばはコシがあっておいしい！」と笑顔の参加者。
　「貴重な体験ができ、勉強になりました」とそば2人前の土産を受け取り体験教室は終了した。