文字サイズ
15日、例年より多い参加者。来年こそよい年にしたいと願う人が年々多くなるのでしょう。 用意された綺麗な青いワラは、10月あぐり体験バスツアーでの稲刈りのワラを雨にぬれないように乾燥したもの。今はワラも貴重で、触ることも少なくなったが、この会場はワラの香りが立ちこめ、みなさんの熱気むんむん。 まずはワラ束の先を持ち汚い外葉を落とす。次に丸太の台にワラ束を置き槌でたたく。ゴワゴワだったものが、たたくことで柔らかくなり、ないやすくなる。 | |
作るしめなわのない始めの所をしっかりと縛り、均等に3つに割る。その2つを縄にない、残りをねじりながら先の縄に巻き付けて完成。 熟練者の手は、手品のように動き、さも簡単なように見える。手にワラを挟んでこすっているように見えあっという間に先までピンと縄になっている。 「絶対覚えたいとしっかり見ていても、早すぎて・・もうちょっとゆっくりやって。」「動画に撮れば」とデジカメやタブレットで撮影する人も。2~3時間格闘の後、指導の甲斐もあり、綺麗なしめなわを手に参加者は会場を後にした。 | |
23日はちょうど西脇工業が出場する駅伝の時間と重なったため、地元の人は少なく姫路、明石、神戸、小野など近郊のまちからの参加者が多かった。 夏休みで母の実家に帰省しているオーストラリアの青年の参加もあり、すばらしい日本の伝統を伝えることができた。 |
(動画を公開中)