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121201 サテライトセミナー報告

 12月1日(土)19時より多可町加美区の交流会館で「地域に生き対人たちと伝統芸能」行われました。

1. 西谷公園 橋尾哲夫氏

忠臣蔵で有名な大石内蔵助が赤穂藩の飛地領であった大和地区に灌漑(ダム)を作る為、加西の久学寺を宿坊にしながら再三訪れていたとのこと。しかし工事の半場で豪雨により、堤体が決壊し完成することがなかった史跡を平成12年から5000万円の予算をかけて整備されたのが西谷公園です。

シンボルとなる高見やぐらやあずま屋などがあり、又さくらやもみじも植樹されているので、歴史ファンはもちろん家族で訪れ四季を楽しめます。

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2. 孝行のメッセージ道から市原坂までの散歩道
杉原裕幸氏

市原区に森安こはるさんの石碑や孝行畠があったことから村おこしとして孝行をテーマに取り組もうとしたのが始まり。

1996年より孝行のメッセージを公募ガイドやホームページを通して募集。孝行したいときに親はなしということで5月5日ではなく1日前の5月4日のこうこう・れんげ祭り。5日にメッセージ展を開催し55作品の冊子を作成。最優秀・優秀作品は村人の手書きが石碑に刻まれ道端に建てられています。

3. 播州歌舞伎 中村和歌若師匠

3歳より子役として舞台に立ち芸歴80年の中村和歌若師匠。さすが舞台芸人、人を魅了するオーラーに圧倒されました。東映太秦時代には藤田誠さんとヤクルトの宣伝に回られていたとのこと。日本3代歌舞伎のひとつ播州歌舞伎の十八番はなんといっても忠臣蔵。どろくさくしつこくい演技は切られても切られてもなかなか死なないのが特徴。

話の筋書きをわかっている常連の観客からは「それ飲んだら死ねで飲んだらあかんあかん」との歓声が飛びかうことがしばしばあり、「死なな話になりまへんのや」と師匠は大変困られたとのことです。

現在はカブキッズたかなどで指導者として、演技だけでなく厳しく礼儀を教えられているとのこと。播州歌舞伎を見てみたいと思いました。
 

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 参加者:30名

 

 


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