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7月1日、旧来住家住宅に40名の団体見学があった。
京都林泉協会という団体で、毎月第一日曜日に例会として各地の庭園を中心に建築・石造品・仏像など、関連する文化財を講師の解説を受けながら、見学されている。
今回は、「播磨・西脇地方の名園を巡る」として、旧来住家住宅を訪れた。
京都林泉協会は、昭和7年(1932)6月に造園家・庭園史研究家の重森三玲氏らを中心として創立された、80年の歴史ある日本庭園の研究団体。
湯殿に付随する客化粧室は、煎茶式の茶室と思われ付随する茶庭(露地)に、降り蹲踞が組まれている。手水鉢に唐船形(舟形)手水鉢を据えた見事なものである。
昼食後、重森三玲作庭の個人庭園(西脇市2庭・多可町1庭)を巡られた。