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恒例になったしめなわづくり。ここで使った藁は、10月のあぐり体験バスツアーで稲刈りをした山田錦。これを雨にぬれないよう倉庫で乾燥させ、新年にふさわしいきれいな色に。
参加者の半数は西脇市や多可町、残りは丹波市、小野市や姫路市などから。親の傍らで真剣に作業を見つめる子どもの姿も見られた。藁で縄を綯うのは、小さい子どもには難しいが、普段手にすることが少ない藁の感触などに触れることができたと思う。
当日は参加者が続々と体験教室に入り、それぞれに藁の掃除、藁たたきをし、見よう見まねでしめなわを作る。わからない人はスタッフや上手に仕上げている人の手元を見たり、聞いたり。 |
家族で参加した人は、しめなわやリースと手分けし仕上げた。 |
玄関飾りのしめなわは三本綯いにする。先ず二本を先まできっちりと縄に綯う。そこに残った一本分の藁をねじりながら先の縄の谷間に埋め込んでいく。藁束がきれいなしめなわになる様子は、まるで手品を見ているよう。 |