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田舎で汗を流す1日
あぐり体験バスツアー
晴れ
参加者:31名 (児童4名)
8時、三宮を出発したバスは西神中央、でんくうを経由して西脇市明楽寺へ。
六所神社で準備を整え、いざのら仕事スタート。晴天に恵まれ、まるで夏のような日差し。
水がひかれた田んぼに素足で入っていくと、ひんやりとした泥が気持ちいい。
参加者たちは肘と膝をむき出しにして苗を手植えしていく。横一列に並び、ひと束植えるごとに一歩下がって次の苗を植える。
ほどなく環境に慣れてきたのか、泥さばき(足どり)も軽く、腰を低くした姿勢はさまになっている。お母さんの隣で懸命に苗を泥の中に突っ込んでいる男の子がすべって尻もち。どろんこになる姿が可愛らしく、場が盛り上がった。
30分間奮闘し10列程植え終わると、田植え機が登場。華麗なターンを繰り出しアッという間に残りの10列を植え終わった。機械植えの早さと技を体感した。「初めて泥に入った」「田植えって楽しい!」作業の後は、泥パックをしたように手足はスベスベ。
神社で一息ついていると、昼食の黒田庄和牛と新じゃがと新玉ねぎの肉じゃがの甘~い香りが立ち込める。たっぷりの肉じゃがにご飯もほっこり甘く、すきっ腹にしみわたる。「おいしい物が食べられる企画がうれしい」と肉じゃがやご飯をおかわりする姿も。
午後は、持ち帰り3kg分のじゃがいもを竹の棒と素手で掘り起こす。種類は「男爵」と「メークイン」。各々戦利品を重そうに抱えて満足げ。
畑を移動して、秋の収穫にむけて「いもづる」を植える。太陽に照らされながら土にまみれた充実の一日。農体験から野菜育ての苦労やむずかしさを体感。貴重な体験は素敵なおみやげになったようだ。
「じゃがいも掘りが楽しかった」
スタッフとして参加してくれたトライやるウィーク初日のNさん(東中2年)。