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2月12日 サテライトセミナー 北はりまの自然環境を守る人々②がでんくう総合案内所体験学習室で行われた。33名の参加があり、地元たかTVも取材に来るなど、関心の高さを感じた。
清水ホタル祭りの足立さん | 岩座神の棚田の安田さん | ネイチャーパークかさがたの小林さん |
発表は清水ホタル祭り
減少していたゲンジボタルが自然繁殖しやすい環境を取り戻すため地域で取り組んだ。また、旧加美町全体で合成洗剤の使用をやめ石けんに替える取り組みを行ったことも功を奏した。ホタルに誘われて楽しいゲームやクイズ、ナイトハイクが催されている様子をたかテレビの映像で紹介。地域交流を通して自然を愛する気持ちが育まれているようだ。
岩座神の棚田
棚田全体を写した写真パネルを見ながら取り組みを紹介。千ヶ峰から続く山の斜面に帯状に広がる石垣は美しく「農のピラミッド」と称される情景に納得。大掛かりな農村整備を経て、機械での作業が可能になった棚田。また地域内外から参加する「棚田オーナー」達が田植えや稲刈りを楽しみに訪れている。受け入れ体制を整え地域の自然を大切に守り伝えようとする前向に活動を展開。
ネイチャーパークかさがた
パワーポイントでこれまでの取り組みや組織、笠形山の自然について発表。笠形山登山口に位置する施設周辺には滞在型市民農園やコテージ、キャンプ場があり、夏はバーベキューや川遊びで賑わう。あまごのつかみ取りもその場で炭焼きし食べることができ好評。滞在型市民農園の住民とソバの収穫、ソバ打ち、餅つきなどの様々なイベントを通して地域住民とも交流。特産品として、クレソンを栽培しアイスクリームに加工、他にもしょうがジャム、野草茶、手づくりこんにゃくなども作り始めている。
行き止まりの位置にあるので、来訪者が少ないのが悩み。